はじめに
無料で使えるfoobar2000は、音楽再生プレーヤーのデファクトに君臨していると言ってよいほど普及しています。カスタマイズ性が高く、追加コンポーネントも豊富で、かゆいところに手の届くプレーヤーです。WindowsMediaPlayerのように、動画再生はできませんが、代わりにオーディオ再生に特化することで、シンプルで軽快な動作が特徴です。但しfoobar2000はシンプルなだけでなく、膨大な調整機能、追加コンポーネントを駆使してヘビービューティーな使いこなしも可能です。

オーディオ&ホームシアター展 TOKYO 2011では、ほぼ全てのPC用プレーヤーがfoobar2000でした。しかし出展者の中にはfoobar2000を使いこなせず、私に手助けを依頼してきた企業もありました。数多く普及しているのに、いまいち使い方がわからないのです。foobar2000を解説したサイトには、
http://foobar2000.xrea.jp/index.php?FrontPage
http://wikiwiki.jp/foobar2000/
などがありますが、かなりマニアックで、PC知識の高い方向けです。内容も英語を直訳した程度です。そこで、もう少し分かりやすいfoobar2000解説サイトを立ち上げようと思ったわけです。↑のサイトでは、ほぼ全ての機能を網羅していますから、ここでは全機能の網羅にはこだわらず、必要十分とされる機能を中心に解説していきたいと思います。(とはいえ、ここに書いてある内容をマスターすれば相当なことができるはずです)
foobar2000の概要
- foobar2000はフリーソフトです。つまり誰もが無料で使えます。
- MP1/MP2/MP3/MP4/MPC/AAC/WAV/AIFF/AU/SND/CDDA/WMAなど殆どの音楽ファイルを再生可能です。
- コンポンーネントの追加で拡張が可能です。
- シンプルで強力なプレイリストを搭載。
- スペアナ、スペクトログラム、ピークレベルメーター。カバーアートなどリッチなユーザインターフェースを搭載。
- グラフィックイコライザをはじめ、多くのデジタル信号処理機能を搭載。
- WASAPIモード対応(排他モード)で高音質
- 曲ごとの音量差を平坦化するReplayGainを搭載。
- 画面構成、デジタル信号処理機能、プレイリストのスタイルなど殆どの構造を自在にカスタマイズできる。
- グラフィックイコライザ、リミッタ、クロスフェダー、ダウンミックスなど強力なDSP(デジタル信号処理)機能を搭載。
このサイトについて
情報量が多いので、foobar2000を使うための最低限の知識を知りたいという方、以下4ページを参照してみてください。
- 1.ダウンロード~インストール
- 2.デザインを決め・WASAPIコンポーネントを組み込む
- 4.デバイスバッファサイズの設定
- 5.プレイリストを作成し、音を鳴らす
またオーディオファンなら、以下のページも是非参考にしてみてください。
- 3.排他モードについて
- 6.グライコを使いこなし、周波数特性を改善する。
- 8.非圧縮リッピング
- 高音質化
1.ダウンロード~インストール
foobar2000のダウンロード
http://www.foobar2000.org/download
にアクセスし、赤枠部分の"foobar2000 v1.1.10" (名称はバージョンによって毎回変わる)をクリックして、foobar2000のインストーラーをダウンロードします。(IE9.0の場合、図のように下部に”保存ボタン”が現れるので、↓矢印部分をクリックし”名前を付けて保存”をクリック、保存先を指定してダウンロードします)

foobar2000のインストール
ダウンロードした”foobar2000_v1.1.10.exe” (名称はバージョンによって毎回変わる)をダブルクリックし、インストーラーを立ち上げます。
後はひたすら、、実行、Next、I Agreeとお決まりのボタンをクリックしつづけインストールを完了させます。
実行ボタンをクリック
"Next"ボタンをクリック。
"I Agree"ボタンをクリック。
"Next"ボタンをクリック。
"Next"ボタンをクリック。
"Next"ボタンをクリック。
"Install"ボタンをクリック。
"Finish"ボタンをクリック。
これでインストール完了です。
すぐにfoobar2000が起動します。
2.デザインを決め・WASAPIコンポーネントを組み込む
デザインの骨格を設定する
初回の起動時にはQuickApplicationSetupが現れますので、好きな画面デザインを指定します。

まずMain Layoutを"Slim View + Tabs"、Colorsを"Gray Orange"とします。(※設定は一例であり、弊社のサンプルです)

上部のタブを”Visualisation(1)”にして、上部右側のスペアナ部分を→クリックします。
Bandsを160にします。(デフォルトではスペアナのバンド数が少なくて格好悪いため)

下部プレイリストのフレーム上部を右クリックし、プレイリストに表示する項目をクリックします。

ここで一旦foobar2000を終了します。
WASAPIコンポーネントのインストール
foobar2000用WASAPIコンポーネントをダウンロードのインストール。まず以下のサイトにアクセスして、Downloadをクリック、foo_out_wasapi.zipをダウンロードします。
http://www.foobar2000.org/components/view/foo_out_wasapi

foo_out_wasapi.zipは圧縮ファイルなので、WinzipやFileVisorなどで解凍します。解凍されたfoo_out_wasapi.dllを、foobar2000のインストールフォルダ下のcomponentsフォルダ(C:\Program files\foobar2000\components)にコピーします。(※共有モードでのみ使用される場合には、この作業は不要です)
Windows7-64bit版ではfoo_out_wasapi.dllをコピーしようとしても、許可されない場合があります
このような場合”componentsフォルダにコピーできない”を参照してください。
3.排他モードについて
WASAPI
Microsoftは高音質化のため、従来の共有モード方式のオーディオインターフェースに変わって、排他モードのオーディオインターフェースを装備しました。排他モードのインターフェースをWASAPIと呼び、排他モード対応アプリケーションはWASAPIを介してサウンドデバイスをハンドリングします。

共有モード
Windowsでは多数のアプリケーションが動き、それぞれのアプリケーションから出された音を、コントロールパネルのサウンドで設定されたサンプリング周波数にリサンプリング(※)した上で、ミクシングします。これらのプロセスでビット落ちなどの音質劣化が発生する可能性があります。(※特に44.1KHzを48KHzや96KHzにリサンプリングすると整数倍ではないので、音質劣化が激しい。)
排他モード
排他モードでは、共有モードで必要だったリサンプラー、ミクサを全てバイパスし、ダイレクトにオーディオストリームを送り込みます。これで、共有モードで問題となっていた、音質劣化要因を全てカットできます。ただし、排他モード対応アプリケーションが、オーディオストリームを再生している場合、優先的・独占的にサウンドデバイスを占有しますので、他のアプリケーションの音は再生されません。なお、foobar2000で排他モードを利用するには、WASAPIコンポーネントをインストールする必要がりあます。(既に”2.デザインを決め・WASAPIコンポーネントを組み込む”で作業済み)
4.デバイス・バッファサイズの設定
重要なハードウェア回りの設定です。
Libraryメニュー→Configureをクリック、Preferences画面(設定画面)を開きます。

右側ツリーでOutputを選択します。

一番上の”Device”で、サウンドデバイスを指定します。
- Null Output:音が出ません。
- DS:プライマリーサウンドドライバーは、コントロールパネル→サウンドで指定したサウンドデバイスが使用されます。
- それ以外の項目・・・お使いのパソコンに装備されたサウンドデバイスの全てがリストアップされるので指定します。
※アンプ・スピーカーを繋いでいないサウンドデバイスを指定しても駄目ですよ。
Buffer length
極力1000msec以上に設定しましょう。上は2000msecに設定しています。この値が小さいと音切れのリスクが増大しますので、1000msec以下の設定は推奨できません。Buffer lengthはサウンドデバイスのドライバによって、設定可能な最大値が異なりますので、再生時にエラーが出たら、エラーが出なくなるまで数値を小さします。
PURE SPEEDサウンドデバイスの場合
PURE SPEEDサウンドデバイスの場合以下を選択します。(xxは任意の数字)音質を重視するなら排他モードを選んでください。(排他モードで再生している場合には、他のアプリの音は再生されません)

- 共有モード DS:デジタル出力(xx-USB2.0 High-Speed True HD Audio)
- 排他モード WASAPI:デジタル出力(xx-USB2.0 High-Speed True HD Audio)
- 共有モード DS:スピーカー(xx-USB2.0 High-Speed True HD Audio)
- 排他モード WASAPI:スピーカー(xx-USB2.0 High-Speed True HD Audio)
- 共有モード DS:スピーカー(C-Media Oxygen HD Audio Device)
- 排他モード WASAPI:スピーカー(C-Media Oxygen HD Audio Device)
- 共有モード DS:デジタル出力(C-Media Oxygen HD Audio Device)
- 排他モード WASAPI:デジタル出力(C-Media Oxygen HD Audio Device)
5.プレイリストを作成し、音を鳴らす
プレイリストの作成
画面下部のプレイリストに、登録したい音楽ファイルをドラッグしていきます。さらにプレイリスト上でドラッグドロップをしたり、ソート(Editメニュー→Sort)を行って再生順序を整えます。

Fileメニュー→Save playlistでプレイリストに名前を付けて任意のフォルダに保存します。プレイリストには後から幾らでも曲を追加したり、Deleteキーで曲を削除することが可能です。またプレイリストは幾つでも作成することができ、再生時に、簡単に切り替えられます。

プレイリストと再生手順の切り替えボタンをツールバーに表示させる。
メニューバー(ツールバー)を右クリックし、PlaybackOrderとPlaylistSwitcherをチェックします。

これでOrder:ボタンと、playlist:ボタンが表示されます。
◆Playlist:ボタンをクリックすると、ドロップダウンメニューに、デフォルトフォルダ内のプレイリストがリスト表示され、選択できるようになります。
◆Order:ボタンをクリックするとドロップダウンメニューが現れるので、再生方法を以下の中から選択します。
- Default プレイリストの曲を全て再生したら停止
- Repeat(playlist) プレイリストの曲を全て再生したら先頭に戻って繰返す(プレイリストのリピート)
- Repeat(track) 現在のトラックをリピート再生
- Random プレイリストの曲をランダム再生し続ける
- Sfuffle(tracks) プレイリストの曲をシャッフル再生し続ける(トラック単位)
- Sfuffle(albums) プレイリストの曲をシャッフル再生し続ける(アルバム単位=アルバム内の曲は先頭から順番に連続再生)
- Sfuffle(folders) プレイリストの曲をシャッフル再生し続ける(フォルダ単位=フォルダ内の曲は先頭から順番に連続再生)
- シャッフル再生 :演奏済みの曲は、プレイリストの全曲が再生されるまで、再生されない
- リピート再生 :演奏済みの曲は、プレイリストの全曲が再生されなくても、再生される可能性がある
再生する
プレイリスト上で再生したいファイルをダブルクリックします。以降、Order:の手順で再生していきます。
6.グライコを使いこなし、周波数特性を改善する
foobar2000のグラフィックイコライザを使う
Viewメニュー→Equalizerでグラフィックイコライザ画面を立ち上げ、左下の"Equalizer enabled"をチェックします。これで各周波数のスライダボリュームが有効になりますので、任意の周波数特性をデザインします。

AutoLevelを使う
グライコのスライダボリュームを0dB以上にすると、音が割れる可能性があります。このイコライザでは、最大+20dBのブーストが可能ですが、これはデジタルデータにして、約3bitオーバーフローすることになります。即ち、16bitデータは19bitに、24bitデータは27bitになってしまいますが、データサイズが16bit、24bitのままなので、3bit分がカット(クリップ)され、音割れが発生するのです。(但しデータが13bitしか入っていないような小音量ソースではこうした症状は発生しない) この症状を防止するための方法はいろいろありますが、AutoLevelボタンをクリックすると0dBを超えなよう、自動調整してくれます。結果はSave presetで保存し、Load presetで読み込むことができます。
リスニングルームの周波数特性を解析し、改善するのも簡単
せっかくですから、サウンドデバイスにマイクロホンを接続し、WaveSpectraで周波数特性を取得し、foobar2000のグラフィックイコライザで周波数特性を平坦化してみましょう。
ハードウェア
用意するものは、コンデンサマイクと、マイクアンプです。カラオケで使われるボーカル用のダイナミックマイクでは正しい周波数計測ができませんのでご注意ください。ダイナミックマイクロフォンは1KHzくらいをピークとしたカマボコ型の周波数特性を持っているからです。これに対して、コンデンサマイクは比較的平坦な周波数特性なので計測に使えます。但しコンデンサマイクはサウンドカードのマイク入力に直結できないので、マイクアンプが必要です。以下は、Behringer ECM8000に、弊社のA/Dコンバーター内蔵マイクアンプAX3-SPDIF、サウンドカードDSU6000の接続例です。マイクアンプとサウンドカードが光接続ですが、アナログ出力のマイクアンプの場合には、サウンドカードのライン入力に接続します。

計測用ソフト
http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/soft/ws/ws.html
よりWaveSpectraをダウンロードしインストールします。
WaveSpectraは入力波形をFFT解析(周波数解析)する有名な無償のソフトウェアです。
まずWaveSpectraを立ち上げ設定→FFTでサンプルデータを、131072点、窓関数をHanningにします。

また、設定画面の録音・再生の個所で、録音デバイスを、マイクアンプの接続されたサウンドデバイスに設定しておきます。(サンプリング周波数やビット数なども設定しておきます)こられが間違っていると、音を取り込むことが出来ませんのでご注意ください。
ホワイトノイズの再生
以下のホワイトノイズファイル(48_16.wav)をダウンロードしてください。これをfoobar2000のプレイリストに加え、trackリピート再生をします。
ホワイトノイズwavファイル(34.5MByte)

ザーというホワイトノイズが再生されますので、WaveSpectraの赤丸の録音ボタンをクリックしデータを解析します。下図がその様子で、250Hzと2.5KHz付近にディップがあります。

これではボーカルの基音や弦楽器の音が沈んでしまいますね。そこで以下のように、foobar2000のグラフィックイコライザで250Hzと2.5KHzを6dBほど持ち上げ、クリップを防止するため、AutoLevelボタンをクリックします。

再びWaveSpectraで解析すると以下のように、250Hzと2.5KHz付近の周波数特性が改善しています。細かい凹凸は残りますが、人間の耳はこうした細かな凹凸には鈍感なので問題ありません。

7.音楽ファイルの入手
オンラインミュージックストアで曲を購入
PCオーディオやるのなら、オンラインミュージックストアで音楽を手に入れましょう。部屋にいながらにして、1曲単位で曲を購入することができ、試聴もできます。日本語の使えるミュージックオンラインサイトは以下の通りです。
mora win /mora
http://mora.jp/
moraとmora winがありますが、moraはWALKMAN用のATARC方式なので、PCオーディオをやるならmora win(wav,wma形式)です。foobar2000でATRACK対応させるコンポーネントもありますが、WMA、WAV形式のmora winのほうが色々なソフトで再生できるので万能です。
○曲は豊富
Listen Japan
http://listen.jp/store/
○曲は豊富
Yahoo music
http://music.yahoo.co.jp/
○曲は豊富
×固定費がかかるのが難点
Ongen music server
Apple
http://www.apple.com/jp/itunes/download/
(iTunesをダウンロードしてiTunes上から購入する)
×ラインナップが貧弱です。
e-Onkyo
http://music.e-onkyo.com/
○ハイレゾ音源が豊富。
×メジャーな曲のラインナップは壊滅的。
ツタヤ音楽配信
http://www.discas.net/netdvd/topMdl.do
残念ながら、ハイレゾ音源どころか、PCM音源さえ希少で、殆どがMP3などの圧縮ファイルです。もっとも圧縮音源の音質は随分とよくなっており、知らなければ圧縮ファイルであることを忘れるほどの音質です。でも圧縮ファイルは気になるという方・・・当面はCDを非圧縮リッピングする方法が、お奨めです。CDプレーヤーで再生すればよいのではと、思うかもしれませんが、リッピングのほうがお勧めです。その理由は
- 好きな曲だけでプレイリストを作ったりできます。
- 数百枚のCDの管理も簡単です。
- CDを入れ替える面倒さがありません。
- 光学ディスクの汚れによる、音質劣化が防げます。
- レンタルを使えるので低予算で音楽を楽しめる。
CDレンタル
CDを1枚購入するコストで、8枚~50枚もレンタルできます。リッピングすればCDを買ったのと変わりありません。またCD-Rにコピーしておくことも可能ですね。アルバムの中にはいい曲が2-3曲しかないような失敗作も多いのですが、レンタルなら安いので失敗しても損害は最小です。特に、オンラインミュージックサイトで購入したコンテンツはDRM(著作権保護)がかかっており、PCを超えた移動ができませんが、CDリッピングなら自由にバックアップが可能で、管理さえしっかりしていれば、永久バックアップできます。
TUTAYA-DISCAS
楽天レンタル
http://rental.rakuten.co.jp/rental/start/
DMM
DRMの問題
ユーザが、購入したコンテンツがDRMによってバックアップできない問題は、数年で陳腐化するPCのことを考えるときわめて深刻な問題です。この点、moraだとバックアップできるようなので、ATARC方式で購入し、以下のソフトでfoobar2000に対応する方法もありますが、ちと面倒ですね。
http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/art/se492660.html
8.非圧縮リッピング
WindowsMediaPlayerで非圧縮WAVファイルにリッピングする
foobar2000でもリッピングできますが、WindowsMediaPlayerのほうが楽です。何も操作する必要がないからです。最新のWindows7のパソコンならCDを光学ドライブにセットしてクローズするだけで、自動的にリッピングするようになっています。そしてアーティスト、アルバム単位でグルーピングして管理してくれるのです。ジャケット画像も自動的にダウンロードしてくれます。但しWindows7に搭載されたWindowsMediaPlayerは、デフォルトの設定では圧縮ファイルとしてリッピングしてしまいます。圧縮ファイルといっても、クオリティは高いのですが、せっかくですから、非圧縮でリッピングするようにしましょう。WindowsMediaPlayerを立ち上げツール(T)→オプション→音楽の取り込み→取り込みの設定の”形式(F)”をWAV(非圧縮)にします。また”CDの取り込みを自動的に開始する”にチェックが入っていることを確認します。

あとはCDを入れれば、再生を始めると同時に、自動的に非圧縮のWAVファイルとしてリッピングしてくれます。

WindowsMediaPlayerも便利ですが、排他モードが使えないのが残念です。foobar2000で、WindowsMediaPlayerがリッピング管理しているフォルダを参照するには、以下の”取り込んだ音楽を保存する場所”を参考にします。

foobar2000によるリッピング
一応、参考までに掲載しておきます。
①あらかじめ、WindowsMediaPlayerで、ツール(T)→オプション→音楽の取り込み→”CDの取り込みを自動的に開始する”のチェックを外しておきます。
②リッピングしたいCDを入れてクローズします。
③Fileメニュー → Open Audio CD... をクリック。
④ドライブを選択する画面(Open Audio CD... ダイアログ)が現れるので、CDを入れたドライブを指定し、Ripボタンをクリックします。
⑤次のRip Audio CD画面でもRipボタンをクリックします。
⑥最上段のEncodeing OresetがWAVになっていることを確認し、OKボタンをクリックします。
⑦リッピング先のフォルダを指定します。
・・・面倒ですね。foobar2000はリッピングソフトとしての出来栄えはあまりよくありません。
著作権法
個人のバックアップで使用する限り、リッピングやCD-Rへのコピーは合法です。しかしこれらのファイルやCD-Rを他人にあげたり、売ったり、ネットにアップすることは著作権法に違反しますので、絶対にやめましょう。
File・Editメニュー
これまでは、foobar2000を使いこなすためのポイントとなる機能を説明してきました。ここからは、foobar2000(ほぼ)全機能のリファレンスとなります。
Fileメニュー

- Open... : 音楽ファイルを開き再生する。
- プレイリストは初期化され、開いた音楽ファイルが登録されます。
- OpenAudioCD... : CDを開く、リッピング、再生、プレイリストへの追加が可能。
- ->Rip,Play,Add to playlist
- Add files : 指定した音楽ファイルを、プレイリストへ追加する。
- Add folder : 指定したフォルダ下にある、音楽ファイルを検索して、プレイリストへ追加する。
- Add location : 指定したロケーションの下にある、音楽ファイルを検索して、プレイリストへ追加する。
- New playlist : プレイリストを初期化する。(Undo不可能なの注意)
- Load playlist : プレイリストファイル(拡張子fpl)を読み込む。
- Save playlist : プレイリストをプレイリストファイル(拡張子fpl)に保存する。
- Preferences : 設定画面(Preferences)のComponentsが開く。
- Exit : Foobar2000を終了する。
Editメニュー

- Undo : 一つ前の状態に(プレイリストを)戻す。
- Redo : Undoをキャンセルする。
- Clear : プレイリストを初期化する。
- Select all : プレイリストの音楽ファイルを全て選択する。
- Selection->Remove : プレイリストで現在選ばれている(ハイライトされている)音楽ファイルを、プレイリストから削除する。
- Selection->Crop : プレイリストで現在選ばれている(ハイライトされている)音楽ファイル以外の全ての音楽ファイルを、プレイリストから削除する。
- Sort by... : プレイリストの曲順をコマンド(半角英字)で指定した、複数の条件でソートする。
- 条件名は%で囲まれたキーワードで指定し、" - "で連結する。
- キーワードは以下の通りで、連結された複数のキーワードがある場合には、左側ほど優先順位が高い。
- ALBUM ARTIST アーティスト名
- DATE 日付
- ALBUM アルバム名
- DISCNUMBER ディスク番号
- TRACKNUMBER トラック番号
- TITLE タイトル名
- 実際のコマンドの例 = %ALBUM ARTIST% - %TITLE%
- Sort randomize : プレイリストの曲順をランダムに並べ替える。
- Sort reverse : プレイリストの曲順の降順・昇順を反転させる。
- Sort by album : アルバム名で、プレイリストの曲順をソートする。
- Sort by artist : アーティスト名で、プレイリストの曲順をソートする。
- Sort by file path : ファイルパスで、プレイリストの曲順をソートする。
- Sort by title : タイトル名で、プレイリストの曲順をソートする。
- Sort by track number : トラック番号で、プレイリストの曲順をソートする。
- Search : プレイリストに登録されている曲を検索します。
- Playlist Search一番上のテキストボックスに、検索キーワードを入れて”?”ボタンをクリックすると検索してくれます。
- Remove dupulicates : プレイリストの中で重複している曲を削除する。
- Remove dead items : プレイリストの中で指定されたファイルパスに存在しない曲を削除する。
Viewメニュー
Viewメニュー

Always on top
常に全面に表示させる。
Visualizations
ヴュシュアライゼーションを表示する。ヴュシュアライゼーションには、以下の5項目があり、既に画面上に表示されている場合や画面上のタブに登録されている場合、該当個所がハイライトする。 それ以外の場合には、別ウィンドウで、ヴュシュアライゼーションがポップアップされる。
- Oscilloscope 波形(トレンド)
- VU meter フルスケール0dBとする実効値のバーグラフメーター。
- Peak Meter VU meterにピークホールド機能を追加したもの。
- Spectrogram スペクトログラム。(縦軸=周波数・横軸=時間・輝度=レベル)
- Spectrum スペアナ=周波数スペクトル。(縦軸=レベル・横軸=周波数)
Console
ステータスを表示する、ウィンドウをポップアップさせる。
Equalizer
18バンド・グラフィックイコライザ画面を表示する。

- Equalizer enabled :このチェックを入れないとグラフィックイコライザが有効にならない。
- Zero all :全バンドをセンタ(+0dB)にする。
- Auto level : 最大レベルを0dBとして再スケーリングする。(クリップ=音割れ防止)
- Load preset :イコライザ設定ファイルをロードする。(拡張子feq)
- Save preset :現在のイコライザの状態を、保存する。(拡張子feq)
Playlist manager
プレイリストマネージャーをハイライトさせる。
Layout Quick setup
画面のデザインを設定(選択)します。

- 左側(Main Layout)・・・パネルの配置を9種類のメニューから選ぶ。とにかく、全部切り替えてみれば分かります。
- ① Album List + Properties プレイリスト(※1)、アルバムリスト、プロパティx2
- ② Album List + Properties(tabbed) プレイリスト(※1)、アルバムリストとプロパティがタブ切り替え式で一体に
- ③ Album List + Properties(tabbed)+Visualisations ③にビュジュアライゼーションを追加
- ④ Album List + Properties + Visualisations ①にビュジュアライゼーションを追加
- ⑤ Album List + Visualisations プレイリスト(※1)、アルバムリスト、ビュジュアライゼーション(スペアナ=周波数スペクトル)
- ⑥ Album List + Visualisations(alternate) プレイリスト(※1)、アルバムリスト、ビュジュアライゼーション(スペクトログラム)
- ⑦ Simple Playlist + Tabs プレイリスト(※1)
- ⑧ Slim View + Tabs プレイリストと切り替え式のマルチパネルのスマートなユーザインターフェース
- マルチパネルは、メイン(カバーアート/プレイリスト切替)、アルバムリスト、プロパティ、スペアナ、スペクトログラムのタブ切替え画面
- ⑨Visualisations + Cover Art + Tabs プレイリスト(※2)、プロパティ/カバーアート(タブ)、ビュジュアライゼーション(スペクトログラム)
※1 複数のプレイリストをタブで切り替え。
※2 複数のプレイリストをプレイリスト上部のドロップダウンメニューで切り替え。
- 右上(Colors)・・・画面の配色を選びます。以下のメニューがプリセットされています。
- Black
- Blue
- DarkBlue
- DarkGrayMagenta
- DarkGrayOrange
- DarkOrange
- Faded
- Forum
- Gray
- HelloKitty
- Olive
- PatelGreen
- Shades of Gray
- System Default
- Vintage
- White
- Yellow
- 右下(Playlist Layout)・・・ プレイリストの表示項目を選びます。
- Delault playlist(アーティスト/アルバム名、トラック番号、タイトル名(トラックアーティスト)、演奏時間)
- Group by Albums(トラック番号、タイトル名(トラックアーティスト)、演奏時間)
- Separate Album & Artist Colums(アーティスト名、アルバム名、タイトル、演奏時間)
- 表示項目は自由にカスタマイズできます。 (プレイリストの上部フレーム部分を右クリック)
- Layout Enable layout editing mode・・・現在の画面上のパーツを編集します。

- ここにチェックを入れているとパネル配置を自由にカスタマイズできます。手順は以下の通り。
- カスタマイズしたい場所で、右クリックし、Replace UI elementをクリックすると
- 配置可能なパーツ選択画面が開くので、パーツを選び、OKボタンをクリックして目的の画面を作っていきます。
- またCut UI elementyやCopy UI element、Paste UI elementで、簡単にコピペ編集ができます。
- Layout Create scratchbox・・・自由に画面をデザインします。

- 別ウィンドウが開かれます。
- ウィンドウ上でクリックすると配置可能なパネルたやタブなどのパーツ選択画面が開きます。
- ここでパーツを選び、OKボタンをクリックすると指定されたパーツを配置したウィンドウに変わります。
- Layout Cut,Copy,Paste・・・画面レイアウトをコピペします。

- 現在のレイアウトをコピー(Copy)しておき、色々なレイアウトを試し、うまくいかない場合、ペースト(Paste)すれば、元に戻せます。
Playbackメニュー
Playbackメニュー

まずはお決まりの基本操作
- Stop(停止)
- Pause(一時停止)
- Play(再生)
- Previos(プレイリストを1つ前に戻す)
- Next(プレイリストを1つ先に戻す)
- Random(プレイリストを何処かへ飛ばす)
次に再生手順(プレイバックシーケンス)
- Order Default : プレイリストの曲を全て再生したら停止。
- Repeat(playlist) : プレイリストの曲を全て再生したら先頭に戻って繰返す。(プレイリストのリピート)
- Repeat(track) : 現在のトラックをリピート再生。
- Random : プレイリストの曲をランダム再生し続ける。
- Sfuffle(tracks) : プレイリストの曲をシャッフル再生し続ける。(トラック単位)
- Sfuffle(albums) : プレイリストの曲をシャッフル再生し続ける。(アルバム単位=アルバム内の曲は先頭から順番に連続再生)
- Sfuffle(folders) : プレイリストの曲をシャッフル再生し続ける。(フォルダ単位=フォルダ内の曲は先頭から順番に連続再生)
- シャッフル再生 :演奏済みの曲は、プレイリストの全曲が再生されるまで、再生されない。
- リピート再生 :演奏済みの曲は、プレイリストの全曲が再生されなくても、再生される可能性がある。
Stop after current
このメニューをクリックした場合、現在再生しているトラックが終了すると、プレイリスト再生そのものを中止します。
Playback follows cursor
このメニューをクリックした場合、現在再生しているトラックが終了すると、プレイリストで選択されているトラックを再生します。
Cursor follows playback
このメニューをクリックした場合、プレイリスト上で、現在再生しているトラックを選択状態(ハイライト)にします。プレイリストに沢山曲が入っていると、プレイリスト上の、どこを再生しているかわからなくなりますが、このチェックをオンにしていれば、曲を見失いませんね。
Library・Helpメニュー
Libraryメニュー

- Album list 画面上のアルバムリストをアクティブにします。
- Search 曲の検索を行います。
- 検索はプレイリストのでアクティブになっているColumuns要素に検索キーワードが含まれているものを全てピックアップします。
- Configure 設定画面(Preferences)を開きます。(詳細は設定画面(Preferences)のタブで)
Helpメニュー

Check for new foobar2000 vertions
最新のfoobar2000のダウンロードサイトを開きます。
アップデートがある場合、サイトからダウンロードして、インストールします。
Check for update components
最新のfoobar2000のコンポーネントのアップデートをチェックします。
Libraryメニュー > Configure > 設定画面(Preferences)> Get updatesと同じ。
Frequently asked questions
よくある質問での回答集。ブラウザで以下のサイトが開く。
http://www.foobar2000.org/FAQ
Title formatting help
設定画面(Preferences)のテキスト入力で使われる、スクリプトのルールを記述したページ↓をブラウザで開く
C:\Program Files\foobar2000\titleformat_help.html
Online troubleshooter
推奨すべき改良点、修正点などが表示されます。主にアップデート情報など。
About
バージョン情報、使用許諾情報、著作権情報などが表示されます。
設定画面(Preferences)
foobar2000の設定画面(Preferences)は、Libraryメニュー > Configureで開きます。
ちょっと難しいですが、OutputのDeviceとBufferLengthさえ設定してあれば、音は出ますから、心配は無用です。
Display
|
Keyboard shortcuts
|
MediaLibrary
|
Album List
|
Networking
Playback
|
DSP Manager
|
Output
|
Shell Integration
|
Advanced
foobar2000を構成するコンポーネントのモジュール名と、そのバージョンをリストアップしています。
コンポーネントのアップデート(Get updates)やインストール(Install)はこの画面より行います。

Components
|
Keyboard shortcuts
|
MediaLibrary
|
Album List
|
Networking
Playback
|
DSP Manager
|
Output
|
Shell Integration
|
Advanced

User interface module
foobar2000は複数のユーザーインターフェースをインストールすることが可能です。ここではユーザーインターフェースをドロップダウンメニューの中から選択します。とはいえ、デフォルト状態ではユーザーインターフェースは1つですから、何もできません。
Selection Viewers
プロパティ(Selection Properties)へ曲情報を表示するソースを選びます。
- Prefetr current selection : プレイリストの選択されている音楽ファイル。
- Prefetr current playing track : 再生中の音楽ファイル。
Album art
カバーアート(メイン)に表示する画像の検索手順を設定します。foobar2000では、以下のように、カバーアートを右クリックするとFront Cover/Back Cover/Disc/Artist/Iconの5種類の画像を表示できるようになっています。Album artの設定では、それぞれの画像を指定できます。設定の優先順位は上から高く、上の例では、front.jpg > cover.jpg > "曲名".jpg > "アルバム名".jpg > folder.jpg の順番で表示されます。

Components
|
Display
|
MediaLibrary
|
Album List
|
Networking
Playback
|
DSP Manager
|
Output
|
Shell Integration
|
Advanced

キーボードショートカットの設定です。
- 上部の"Assigned shortcuts"がショートカットに使用するキーの選択画面
- 下部の"Action"が、対応するコマンドです。Add newでショートカットキーの追加、removeでショートカットキーの削除が可能です。
Components
|
Display
|
Keyboard shortcuts
|
Album List
|
Networking
Playback
|
DSP Manager
|
Output
|
Shell Integration
|
Advanced

Music folders
foobar2000は、ここで指定したフォルダを検索します。検索結果はAlbumリストに表示され、Albumリストからプレイリストを作成できます。
フォルダはAddで追加、Removeで削除できます。
File Types
- Restrict to : ここで指定した拡張子を検索対象とします。
- Exclude : ここで指定した拡張子を検索対象から外します。
- (カンマ区切りで複数の指定が可能です、*ワイルドカードを使えます)
Installed Media Library Viewers
インストールされているメディアライブラリのビュアコンポネントをリスト表示します。
Library Viewer Selection Playlist
- Enavbled : メディアライブラリへのビュアによるプレイリストの作成
- Activate When Changed : Music foldersが変更された場合、それを反映します。
Components
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MediaLibrary
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Networking
Playback
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DSP Manager
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Output
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Shell Integration
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Advanced

Views
アルバムリストの表示方法の指定、優先順位などを設定します。
(ここはスクリプトで設定するので難しいです。通常、ここを設定する必要はあまりないでしょう)
Action
マウスボタンに対するコマンド(何をするか)を設定します。
Playlist Interraction
プレイリストの挙動を設定します。
- Start playback when sending selection to playlist : プレイリストを選択すると再生を開始する
- Create always-sorted autoplaylists : 常にソートされたプレイリストを作成する
Album List/ Media Library view
アルバムリストおよびメディアライブラリーのビューをハイライトさせる。ここをクリックするとアルバムリストの個所がピカっと光ります。
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Playback
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DSP Manager
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Shell Integration
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Advanced

文字通り、ネットワーク関連の設定です。
Buffer size :バッファサイズの設定です。小さいと音飛びのリスクが増大します。
Use proxy server :プロキシーサーバーを経由する場合、ここにチェックを入れ、下のテキストボックスに、サーバー名を半角英数字で入れます。
Enable dynamic trac titles :ネットワークから曲情報を取得する場合にチェックを入れます。
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Advanced

ReplayGain
プレイリストで曲を聞いていると、やたらと小音量の曲、ダイナミックレンジをフルに使い切るよう作られた、気合入りまくりの曲など、音量が様々で、その都度ボリューム操作をしなければならず面倒ですね。ReplayGainは、小音量の音は大きく、大音量の音は小さくボリュームを調整する仕組みです。もっともこの方法は、ダイナミックレンジをフルに使い切るよう作られた高音質の曲を、ソフトウェアボリュームで減衰させるためビット落ちによる音質劣化が気になります。ここでのReplayGainの設定は、あくまでも再生時の設定です。ReplayGainを使うには、あらかじめ曲を解析してReplayGain情報を作成する必要があります。
Source mode: ReplayGain情報のソースを切り替えます。album/track/noneから選択します。
- none:ReplayGain無効となります。
- tarack:track単位での音量平均化。
- album:album単位での音量平均化の切り替えです。
Processing:処理方法を以下の4つから選びます
- apply gain : ReplayGainを有効にします。
- apply gain and prevent clipping according to peak : ReplayGainを有効にし、音割れ(クリップ)を回避処理を行います。
- prevent clipping according to peak : 音割れ(クリップ)を回避処理を行います。
- none:ReplayGain無効となります。
Preamp
foobar2000における音量は、①ReplayGain、②ボリュームバー、③Preampを掛け合わせたものになります。PreampはReplayGain情報のあるソースと、ReplayGain情報の無いソースで音量を個々に設定する機能です。ReplayGainをかけると、音量が下がる傾向があり、ここで補正できます。
- Without RG info : ReplayGain情報がない場合の音量
- With RG info : ReplayGain情報がある場合の音量
Total Time Played
累積の再生時間です。どれだけ音楽を聴いているのか、ここで分かります。隣のResetボタンをクリックすると0に初期化されます。
Other
Play backメニューにもほぼ同じ項目がありますね。
Resume Playback after restarting foobar2000
再起動後に前回聞いていた続きから再生します。(レジューム再生)
Stop playcack after the current track
現在再生しているトラックが終了すると、プレイリスト再生を中止します。
Playback follows cursor
現在再生しているトラックが終了すると、プレイリストで選択されているトラックを再生します。
Cursor follows playback
プレイリスト上で、現在再生しているトラックを選択状態(ハイライト)にします。プレイリストに沢山曲が入っていると、プレイリスト上の、どこを再生しているかわからなくなりますが、このチェックをオンにしていれば、曲を見失いませんね。
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Advanced

foobar2000は色々なDSP(デジタル信号処理)機能が組み込まれており、追加することも可能です。上の画面では使用するDSP機能の有効/無効を選択します。左側のActive DSPsが有効なDSP機能を、右側のAvailable DSPsが休止中のDSP機能を表しています。休止中のDSP機能を有効にしたい場合、Available DSPsから該当のDSP機能を選んで”←ボタン”をクリックすれば、Available DSPsから、Active DSPsにDSP機能が移動します。逆に有効になっているDSP機能を休止したい場合、Active DSPsから該当のDSP機能を選んで”→ボタン”をクリックすれば、Active DSPsから、Available DSPsにDSP機能が移動します。デフォルトで組み込まれているDSPコンポーネントは以下の通りです。
Advanced Limiter
音が割れてしまうような場合、クリッピングポイントの音量を引き下げて(コンプレッサ)、クリップを回避します。
Convert 5.1 to stereo
5.1chのソースを2.0ch(Stereo)にダウンミックスします。
Convert mono to stereo
モノラルのソースを2.0chに変換します。
Convert stereo to 4 channels
2.0ch(Stereo)のソースを4.0chに変換します。
Crossfader
クロスフェダー。(曲の最後のほうで、徐々に音量を下げていきます)
Downmix channels to mono
マルチチャンネルのソースをモノラル出力に変換します。
Equalizer
グラフィックイコライザ。
Hard -6db limiter
-6dBを超えた部位の波形にリミッタを掛けます。
Move stereo to rear channels
Fl,FR(フロントチャンネル=Stereo)をSL,SR(サラウンドチャンネル)に移動します。
Resampler(PPHS)
リサンプラー
Reverse stereo channels
FL,FRのチャンネルを入れ替え
Skip Silence
無音部分のスキップ
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Advanced

Device
Windows-PCでは、複数のサウンドデバイス(サウンドカード、USB DAC、USB DAC搭載プリメイアンプンなど)を接続したり、装着することが可能ですが、出力可能なデバイスはその中の一つだけです。ここでは再生に使用する出力デバイスを選択します。尚、一つのサウンドカードでもSPDIFとスピーカー(ラインアウト)というように複数のデバイスが混在してるケースが殆どです。どのデバイスの出力から再生するか、よく確認してください。
- Null output : 実際の音声出力はされません。
- プライマリーサウンドドライバー : コントロールパネル→サウンド→再生タブで指定したデバイス(↓)が適用される。

- 上記以外 : 名称の示すサウンドデバイスが出力に割り当てられます。
Buffer length
バッファサイズを指定します。値が小さいと、処理が間に合わず音切れのリスクが増大するので、1000msec以上で使うべきです。なお最大値は、ドライバ側に依存します。ドライバで対応していないサイズを指定すると、再生時にエラーメッセージが出るので、このような場合エラーが出なくなるまでバッファサイズを小さくします。
Output Format
この項目は、WASAPI/排他モードを利用している場合のみ有効になる項目で、出力のビット数を選択します。8-bit、16-bit、24-bit、32-bitを選択できます。8-bitは音質が悪すぎて使い物になりません。bit数をn、リスニング環境の暗騒音をBn(dB)とした場合、bit数を発揮するのに必要な最大音量(DR)は以下の公式で計算できます。
DR = 6.02n + 1.76 + Bn
ここでBnに静かなリスニングルームとして一般的な30dB、1bit(-6dB)程度のマージン(ダイナミックレンジを使えない部分)を考慮してnを7/15/23/31と考えて計算してみると、ビット数うを再現するのに、必要な音量は以下の通りになります。
- 8-bit再生に必要な音量 73.90dB
- 16-bit再生に必要な音量 122.06dB
- 24-bit再生に必要な音量 170.22dB
- 32-bit再生に必要な音量 218.38dB
160dBの音圧を皮膚で受けると熱いと感じます。180dBは耳の組織が破壊される音量です。32-bitに必要な音量218dBは殺人的な音量で、全く意味がありません。24bitですら微妙です。『いやー32Bitは音がいいね・・・ホントかよ』
Dither
8-bitや16-bitの場合のみ設定できる項目です。24bitなどのソースを16bitや8bitに丸める場合、切捨てや四捨五入では、下位ビットが失われます。ディザを有効にすると、ランダムノイズを加算することで、切り捨てられるべき下位ビットがノイズフロアで押し上げられ、切り捨てられずに済む可能性が高まり、微小信号の再現性を改善します。但しディザはノイズを印加するわけですから、一長一短です。
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Advanced

Manage file type associations
foobar2000への関連付け設定画面(以下)を開く。

ここでチェックされた拡張子のファイルをダブルクリックするとfoobar2000が起動するようになる。
Register supported file formats on startup
起動時に登録されたファイルやフォルダーを再読込。
Set as the default audio CD player
foobar2000をデフォルトのオーディオCD規定にする場合、ここにチェック。
リッピングを、WindowsMediaPlayerで行う場合にはチェックを入れては駄目。
Folder context menus
フォルダーのコンテキストメニュー(エクスプローラ、フォルダの右クリックで表示されるメニュー)にfoobar2000関連のコマンドを表示する。
Set "Enqueue" as the default action
音楽ファイルをダブルクリックした場合、再生せずにプレイリストに追加する場合、ここにチェック。
Bring to front when adding new files
Set "Enqueue" as the default actionの設定が有効な場合、ダブルクリックでプレイリストにファイルを追加した場合、ウィンドウを最前面表示にする。
Always send new files to playlist
Set "Enqueue" as the default actionの設定が有効な場合、ファイルを追加するプレイリストを設定する。ここにチェックが入っている場合には、右側のテキストボックスで指定したプレイリストに追加する。ここにチェックが入っていない場合には、現在のプレイリストに追加する。
下部の3つのテキストボックス
Set "Enqueue" as the default actionの設定が有効な場合の、プレイリストへのファイル追加に関する条件設定を行う
- Sort incoming files by : 追加されるファイルのソートの方法
- Restrict incoming files to : ダブルクリックでプレイリストに追加する有効な拡張子の指定(※)
- Exclude fiel types : ダブルクリックしても追加しない拡張子の指定(※)
(※ カンマ区切りで複数の指定が可能です、*ワイルドカードを使えます)
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Shell Integration
文字通り高度な設定です。画面イメージだけ載せておきます。この部分を解説しないと分からないような方は、触るべきではありません。


画面上の右クリックメニュー
プレイリスト

- Play :プレイリスト上で選択されたののを再生します。(プレイリストで聞きたい曲をダブルクリックすれば再生できる)
- Remove : プレイリストの中で選択されたもの(複数可)を削除します。(プレイリスト上でdeleteキーをクリックすれば削除できる)
- Crop : プレイリスト上で選択されたもの(複数可)だけ残します。
- Sort : プレイリスト上で選択されたもの(複数)をソートします。
- Randomize : プレイリストの曲順をランダムに並べ替える
- Reverse : プレイリストの曲順の降順・昇順を切り替える(1回ごとに降順→昇順→降順と繰り返すトグル動作)
- Sort by album : アルバム名で、プレイリストの曲順をソートする
- Sort by artist : アーティスト名で、プレイリストの曲順をソートする
- Sort by file path : ファイルパスで、プレイリストの曲順をソートする
- Sort by title : タイトル名で、プレイリストの曲順をソートする
- Sort by track number : トラック番号で、プレイリストの曲順をソートする

- Cut/Copy/Paste : プレイリストのコピー&ペースト機能です。
- プレイリスト上でファイルを選択して、移動したい場所にドラッグすれば順番を移動できます。
- Add playback queue : 次に聴きたい曲を順番待ちリスト(キュー)に入れます。
- キューには複数の曲を入れることが可能です。
- この機能を使うと、キューに入れられた曲を、キューに入れた順番で再生します。
- Open containing folder :プレイリスト上で選択されたファイルの存在するフォルダを開きます。
- Tagging :プレイリスト上で選択された曲に対し、カバーアートの画像を割り当てます。

- Front cover/Back cover/Disc/Artist/Iconの5種類のカバーアートを
割り当てたり(Attach pictures)、割り当てを解消(Remove pictures)したりします。
- Convert :ファイルの変換(エンコーダ)機能のセットアップ画像を開きます。
- Utilities(SavePlaylist) : プレイリストの保存。
- ReplayGain :音楽ファイルを解析して、ReplayGain情報の取得する。
- Scan per-file track gain : 現在選択されている曲のReplayGain情報を取得する。
- Scan selection as a single album : 複数選択されている曲のReplayGain情報を取得する。
- Scan selection as albums (by tags) : 複数選択されているアルバムのReplayGain情報を取得する。
- Remove ReplayGain information from files : ReplayGain情報を削除する。
- Propeties : 曲情報を表示する(メタデータやサンプリング周波数、ビット数、チャンネル数など)別Windowsが開く

プレイリスト上部フレーム部分
- Columuns :項目にチェックを入れたものがプレイリストに表示されます。

- More... :Columunsに表示される項目をカスタマイズします。
- Auto-scall :Columns with Window Size ウィンドウサイズに合わせて列の幅を自動調整します。
- Groups :グルーピングを指定します。WindowsMediaPlayerのようなアーティスト・アルバム別プレイリストを作成できます。

プロパティ
右クリックメニューで表示される、以下の各項目のチェックで表示・非表示を切り替えます。

- Metadata : 曲情報(アーティスト名、アルバム名、ジャンルなど)
- Location : ファイルの存在場所(パス名)、サイズ、更新日など
- Geberal : サンプリング周波数、ビット数、チャンネル数、エンコーディング形式、コーデックなど
- ReplayGain : ReplayGain情報すなわち、この曲を再生した時のボリューム(音量)
- Other : そのほかに情報がある場合
ビュジュアライゼーション(スペアナ=周波数スペクトル)

- Toggle Full-screen Mode : フルスクリーン表示します。
- Band : バンド数を10/20/40/80/160で切り替えます。
ビュジュアライゼーション(スペクトログラム)

- Toggle Full-screen Mode : フルスクリーン表示します。
- FFT Size :FFTサイズ(周波数スペクトルの数)を128/256/512/1024/4096/8192/16384から選びます。
- Channels :使用するチャンネルを選びます。
- Style :右から左に描画するか、左から右に描画するかを切り替えます。
- Scale :リニア(Linear)/対数(Logarithmic)を切り替えます。
- Colors :配色を設定します。
- 配色設定画面が出たら”Use global setting”のチェックを外さないと設定できません。

- 色帯の個所をダブルクリックすると、”色の設定”コモンダイアログボックスが現れます。
カバーアート

- Front cover/Back cover/Disc/Artist/Icon
- ここで、カバーアートに表示する画像を”Front cover/Back cover/Disc/Artist/Icon”の5種類から選びます。
- Correct Aspect Ratio
- 縦横比率を正しい比率で表示します。
ツールバー
デフォルトのツールバーは設定やカスタマイズで色々変わりますがおおむね、下の通りです。

- コマンドボタン
- ①停止
- ②再生
- ③一時停止
- ④前の曲にスキップ
- ⑤次の曲にスキップ
- ⑥ランダム再生
- ⑦ボリューム
- ⑧シークバー
- ⑨右クリックメニュー
- Lock the Toolbar :ツールバー上のパーツは、ドラッグ&ドロップでサイズや位置を変更したりできますが、これを固定化します。
- Buttons : ①~⑥のボタンの表示・非表示の切り替え
- Layout Editing Mode Toggle :”Layout Editing Mode”というボタンが表示されます。
- Layout Editing Modeボタン :をプッシュ状態にすると、パネル配置を自由にカスタマイズできるようになります。
- カスタマイズしたい場所で右クリック→Replace UI elementをクリックすると
- 配置可能なパーツ選択画面が開くので、ここでパーツを選び、OKボタンをクリックして目的の画面を作ります。
- Cut UI elementyやCopy UI element、Paste UI elementで、簡単にコピペ編集ができます。
- Viewメニュー→Layout→layout editing modeと同じ機能です。
- Playback Order :ここにチェックが入っていると、Order:ボタンが表示される。
- Order:ボタン :クリックするとドロップダウンメニューが現れるので、再生方法を以下の中から選択する。

- PlayメニューのOrderと同じ機能です。
- Default : プレイリストの曲を全て再生したら停止
- Repeat(playlist) : プレイリストの曲を全て再生したら先頭に戻って繰返す(プレイリストのリピート)
- Repeat(track) : 現在のトラックをリピート再生
- Random : プレイリストの曲をランダム再生し続ける
- Sfuffle(tracks) : プレイリストの曲をシャッフル再生し続ける(トラック単位)
- Sfuffle(albums) :プレイリストの曲をシャッフル再生し続ける(アルバム単位=アルバム内の曲は先頭から順番に連続再生)
- Sfuffle(folders) :プレイリストの曲をシャッフル再生し続ける(フォルダ単位=フォルダ内の曲は先頭から順番に連続再生)
- シャッフル再生 :演奏済みの曲は、プレイリストの全曲が再生されるまで、再生されない
- リピート再生 :演奏済みの曲は、プレイリストの全曲が再生されなくても、再生される可能性がある
- Playlist Switcher :プレイリストの切り替えボタン(Playlist:)が表示されます。
- Playlist:ボタン :クリックすると、ドロップダウンメニューにプレイリストがリスト表示され、ワンクリックで切り替えが可能です。
- Seekbar : シークバーの表示・非表示切替
- Visualization:Oscilloscope : ツールバーにオシロスコープ(波形描画)を表示させます。
- Visualization:PeakMeter : ツールバーにピークメーターを表示させます。
- Visualization:Spectrum : ツールバーにスペアナ(周波数スペクトル)を表示させます。
- Visualization:VU Meter : ツールバーにVUメーターを表示させます。
- Volume Control : ボリュームの表示・非表示切替。
- Reset Toolbar : ツールバーの初期化
よくあるトラブルへの対処方法
音が出ない
- Libraryメニュー→Configure→OutputのDeviceが適正ではない。
音がときどき途切れる、周期的なノイズが入る
- Libraryメニュー→Configure→OutputのBufferLengthのサイズが小さい
- USBケーブルが長すぎる(2mを超えると不安定になるケースが多いようです)
- USBケーブルの品質が悪い
高音質化
排他モード・WASAPIは必須
せっかくfoobar2000を使うなら、共有モードを使うべきではありませんね。必ずWASAPIコンポーネントを追加して、排他モードで楽しみましょう。
ビット落ち・クリップの可能性のある機能は必要ない限り使わない
ソフトウェア処理により、ゲインが1以下に減少するとビット落ち(微小信号が喪失する)と呼ばれる音質劣化が発生します。24bitなら多少のビット落ちは大丈夫だろうと思ったら大間違いです。ハードウェアで再現できる分解能は17-18bitで、24bit精度には遠く及んでいないからです。逆にゲインを1以上にするとクリップの可能性があり、音が割れてしまう大変大きな歪が発生します。このようなリスクのある機能は以下の通りです。
Equalizer
王道はEqualizerに頼るのではなく、優れた周波数特性のスピーカーを使い、部屋のセッティング(吸音)などで定在波をなくして、周波数特性を平坦にすべきです。Equalizerの使用は最小限に抑え、使わずに済むならそのほうがよいのです。Foobar2000ではAutoLevelによってクリップは防げますが、ビット落ちは防げません。但し、あまりにも酷い周波数特性で聞くのはビット落ち以上に問題ですから、そのようなケースではEqualizerも活用すべきです。
ReplayGain
この機能は、ゲインを絞る方向性に働くので、ビット落ちは避けられません。これを防止するPreampを使うと、ビット落ちを軽減できる反面、クリックのリスクが高まるため、一長一短です。全体のピークレベルをチェックして、ピークがフルスケールになるように調整すれば、クリップもビット落ちも防げる完璧なReplayGainが実現できるのですが、何故foobar2000はヘンテコなアルゴリズムを使っているのだろうか。
ボリューム
ソフトウェア上のボリュームは常に最大、アンプ側で音量調節するのが原則です。ソフトウェア上のボリュームを絞れば、その分、ビット落ちが発生するのです。
componentsフォルダにコピーできない
Windows7-64bit版ではfoo_out_wasapi.dllをコピーしようとしても、許可されない場合があります。このような時には次のようにすることで、コピーできるようになります。
ProgramFiles(x86)\foobar2000\componentsフォルダで→右クリック→プロパティをクリック

開いた画面(componentsのプロパティ)のセキュリティタブをクリックし→編集(F)...をクリック

開いた画面(componentsのアクセス許可)で現在ログインしている”グループ名またはユーザ名(G)”を選びます。

ここではUsersでログインしています。画面下のUsersのアクセス許可で”フルコントロール”をチェック→適用→OKで画面を閉じます。

componentsのプロパティ画面に戻るのでOKをクリックします。これでコピーできようになっているはずです。

※要するに、Windows7のセキュリティ機能で、フォルダの変更が禁止されていたので、これを解除したわけです。
変更した状態でもかまいませんが、不安な方は、セキュリティを元に戻されると良いでしょう。
尚Administrators(管理者権限)の場合には、普通にコピーできます。

